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2021年5月度 運転技能研修について

2ケ月に一度「山城自動車教習所」を借り切って運転技能研修を行っています。

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2021年5月23日に行った運転技能研修をご紹介いたします。

梅雨入りし雨が続いていたのですが、この日は丁度晴れて風が気持ちのいい中、10名のドライバーで研修を行いました。山城自動車教習所R-ism Labの先生は3名です。

当社では、単に広い教習所内で運転を学ぶだけでなく、「交通教育センター R-ism Lab.(リズムラボ)」にご協力いただき独自のカリキュラムで訓練を行っています。 R-ism Lab.(リズムラボ)とは»

本日のテーマはどういった点に注意して運転すれば良いかを考えて乗ること、できないことに気づくことを意識
して研修を行いました。

①レクチャー・準備体操

①レクチャー・準備体操

まずは、吉野先生より本日の研修の意義・目的をレクチャーしていただきます。

その後、運転する前に指の体操と体の体操を行いました。
指の体操は右手親指、左手小指を出してそれを左右交互に行います。
簡単そうに感じますが実際やってみると私も苦戦しました。
ぜひ1度やってみてはいかがでしょうか?

本日のコース・教習内容の確認と準備運動も兼ねて、教習所内を周回します。
2班に分かれて研修開始。

■ 研修スケジュール
9:00- 9:15 研修説明・準備体操
9:15-12:00 A班B班 コース周回(スラローム、車庫入れ、幅寄せ応用など)
12:00-13:00 昼休み
13:00-15:45 A班(S字バック、鋭角バック)B班コース周回(スラローム、車庫入れ、幅寄せ、坂道発進など)
15:45-16:00 まとめ

②各コース図

②各コース図

③車内の様子

③車内の様子

指導してくださる教官が運転席のすぐ後ろに座り、後ろから指示やアドバイスをしてくださいます。
運転技術に関してだけでなく安全面での指導もしてくださいます。(ドアの開閉操作時の注意事項など)

車内では自分が運転する順番でないときにドライバー同士が後輪の位置などを確認しあって意見交換を活発に行っていました。

スラロームは直線上に等間隔に置かれたコーンの間をジグザグに走行することです。
コーンは走行できるギリギリを狙って置かれているため正確なハンドル操作が必要となります。

普段から大型の観光バスに乗っているドライバーはすいすい運転していました。

④スラロームコース

④スラロームコース

⑤鋭角コース

⑤鋭角コース

S字カーブは後輪と前輪を道幅ギリギリまで寄せないと通過することが難しく、なおかつバックでの進行になるため苦戦しているドライバーもいました。

鋭角バックは切り返しなく通過することはできないため、切り返しのタイミングとハンドルを切るスピードが肝心になってきます。

この「ここでハンドルを切る」という所の感覚を身につけることが、より安全に走行できることにつながります。

各々のコース周回が終わると大型の観光バスやマイクロバスを練習したいドライバーが自主的に当社の指導運転士に指導してもらい運転技術を磨いていました。

特に大型の観光バスはあまり練習する機会がないため、ここぞとばかりに練習しているドライバーも見かけました。

⑥マイクロ・大型観光バス

⑥マイクロ・大型観光バス

指導していただいた教官を代表して吉野先生に本日の総括をしていただき、感想文を書いて終了です。

~総括内容~
私はこの研修を「ピットイン」だと考えています。
研修に参加することで、日頃の運転を振り返り、考え、より技術の向上と安全な運行ができるように自分を「整備」するということです。
何度も研修に参加されている方は確実にレベルアップされているので、定期的に自分を整備するようにしましょう。

安全の為の「あと1回の切り返し、あと1回の確認」を頭に入れて安全運転最優先でこれからも業務に励みます。

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